あの素晴らしいピンクの本 |
モーニングページというのは、朝起きたら、少し時間をとって、ノートに3ページ、なんでもいいから書き連ねる、というものだ。なんでもいい。書くことがないなら、「書くことないな〜」と書けばいい。とにかく3ページ、埋める。
彼女のメルマガ(ブログ)によると、そもそもこのツールはジュリア・キャメロン著『ずっとやりたかったことを、やりなさい』の中で提案されているもの。
本では、章が1週間のワークごとに区切られていて、12週は続けるようにできている。毎週宿題も出て、私はこの本も購入して、なるべく週ごとの宿題にも取組むようにしている。
モーニングページを始めてまだ10日目なのだけど、「これ…もしかしていいのかも…!」と、早くも効果を感じ始めておる次第。
何がいいって…わたしそういうのを伝わるように書くのが下手なんだってば〜。是非試して欲しいなあ〜。
とにかくね、朝、なるべく早いこと書き始めるわけです。
「書くことない。今日は雨だ。枠線がある方が書きやすい。トイレ行きたくなって来た。… … …」
そうやって書き始めると、すっごい大排水が始まる。あれやってない、これやってない、自分への呪詛、こんなんだ、あんなんだ、ありえない、ありえない!ていうかこんなの書いてる時間ない… …
そのうち、「まあいい、今日はあれだけはやっとこう、これもやっとかないと。来年はあれやりたいなあ。あれやろうって思ったら、収入いくら増やしたら問題ないんだろ…(紙面上で計算が始まる)ああなんだやれそう」
排水が終わると、静かなささやきが始まる。ほんの小さな計画、ほんの小さな決意、ほんの小さな遊び…。
10日ほどこれを繰り返していると、10日前より思考がクリアになってる気がする。自分の考えのパターンに気がつく。あれ、こういう流れで前も書いた気が…って。とりあえず書き出してスッキリしたからそれはそれとしてそうそうあの件は…って次に移れる。思考だけならループでしょ?
また、些細なことでも優先順位がつくし、書いてみると、思考するより実行はたやすく感じたりする事もある。
また、本の中では様々な宿題が出るのだが、「アーティストデート」というものがある。自分の中のアーティストとデートするのだ。著者曰く、『あなたは内なるアーティストを外に連れ出し、話を聞いてやる必要があるのだ』。
毎週するように薦められている。お金をかける必要はない。ただ時間はかけて。
私の第一週のデートは、10年近く行っていない、大きな文房具屋さんだ。私の中のアーティストは、文房具が大好きなのだ。行って、いろんな画材をなめるように見て、何本かパステルを購入した。素敵なデートだった。そのデートの間だけは、「なんの心配もない、無邪気にアーティストとして在ることができている私たち」で、本当に楽しかった。
このデートが何になるのかはわからない。
ただ、とても素敵な時間だったので、第2週も楽しみにしている。
少なくとも1ヶ月は続けてみないとね。
また、経過を書いてみたいと思ってます。
鉛筆状のパステルと、オイルパステル買ってあげた |