2013年1月23日水曜日

Wounded Healer

深ーく深ーく傷ついて、
枯れぬ涙を流し続ける人たちと触れ合ったり、
彼らの書く文章を読ませてもらったり
生み出す作品を手にとらせてもらったりしてて感じるのは、
彼らがものすごく愛情深い人々だということ。
そのハートはむき出しのままで、
防護するまもなくズタズタになってる。

でもむき出しで傷だらけのハートから
めっちゃキレイな愛がキラキラ見えとんねんなー。
私はそこから目が離せんよ。
君らは天使なんちゃうんかと言いたい。

彼らを見ると「傷ついたヒーラー」ということばが
心に浮かぶんですよのう〜。

私ができることといえば、
近くにいてヘラヘラと 笑ってるだけなんやけども、
本当はそんなことも必要ないくらい、
尽きぬ光の源泉に見えてるんやでー。 


2013年1月22日火曜日

自分はセンターに居て、相手とつながる

先日キネシオロジーの練習会で、
大きな学びの体感を得ました。

ロスアンゼルスの本間deepゼミで
共にキネシオロジーを学んだ仲間に
このときはIHキネシの練習相手になってもらっていました。

でも、ブロッキングなのかなんなのか、
最初全然上手く筋反射をとることができません。
私は、受けてくれているKちゃんが、
無意識に私をブロックしているのかと思ったのだけれど、
Kちゃんは
「私は開放している。ようこちゃんの方から、来てない感じがある」
と言う。続けて
「私と、つながろうとしてみて」とアドバイスをくれたので、
心を鎮めて、こんにちは、よろしくおねがいします、という
謙虚な気持ちをエネルギー的に伝えるイメージを持ってみたら、
ほぼお互い同時に「つながった」のがわかりました。

それから、筋肉反射がとれ始めました。
Kちゃんのからだの叡智が?スピリットが?潜在意識が?
反応をくれているのがわかりました。


整体時代からわかっていたつもりだったし、
そのように心がけていたつもりだったけれど、
どうしても緊張したり焦ったり、
「どこが悪いの」と聞かれるから一生懸命探したり(笑)。
でもこれは何度でも要再確認の大事な大原則!

  施術時のスタンスとして絶対必要なのは、
  相手のエネルギーとつながること。
  相手の生命と一体となること。
  かつ自分はセンターにいること。


気の経絡指圧の、遠藤喨及(りょうきゅう)氏は
著書「気の経絡指圧法 安らぎのツボ 実技篇」 の中で、

「経絡を認識し治療する心とは何か?
それは一口に言えば共感の心である。
他者の「命の感覚」を想像する心である。 」

また著書「タオ、気のからだを癒す」の中でも

「他の生命への共感性が増すからといって、
自我が無くなってしまうわけではない。
明確な自我意識を持ちながら、意識の根底にある、
一切と一体となっている世界を感じているのである。」


さらに、マ・サガブリヤ氏の著書
「サイキック・マッサージ 心と体と魂にはたらきかけるボディワーク」
によれば、

「身体と身体が触れるために(エネルギーの)交感が起こるのではありません。
それよりもむしろ、あなたが自分自身の内側にとどまり、
そこに相手の存在を見いだすことによって、相手につながるのです。
交感とは、ふたりのあいだで起こることではなく、
ふたりがひとつになることなのです。」


センターに居て、相手とつながる。
そうこれ、これを学んだわけです。

整体時代は、そうは思ってもこれが難しかったのです。
なぜなら、どこが問題なのかを探してしまうから。

片山洋次郎氏は著書「整体。共鳴から始まる」で、

「気的に「整体」するという場面でいえば、
理想的には互いに共鳴してゆくことによって、
双方の共鳴の障害になっている部分が融解して、
全身の中の共鳴的な部分に素直に変わってゆくということだが、
そういつもうまくいくわけではない。
私の側の問題で言えば、相手の「悪い所」を探そうとしてしまう
ということがある。
そのことに集中してしまうと分析的立場で相手を観てしまうことになるので、
そのこと自体が共鳴の障害になってしまう。
相手の「何か」が見えるという感覚は完全な共鳴状態から見れば、
自他分離の二元的状態へのズレを意味している。 」

と述べられているとおり、
どうしても、何が相手の体の中で障害となっているかを
探して対処する、というスタンスになってしまっていました。
施術側としては、楽になって欲しい!という願いがあるので、
つらいところなのであります。

それでも、
共鳴しているときの、深いところで相手に触れさせてもらっている、
膝を折って祈りたくなるような、あれはなんだろう、
感謝…?すごく謙虚な気持ちで、相手に体する?静かな感動というのか…
身体への讃歌、生命への讃歌、とか…?
言葉では難しいのだけど、
ああ、これだ、こういうふうにするんだ、と
諒解した感じがあります。


整体をするときも、
トリートメントをするときも、
キネシオロジーをするときも、
この感じを相手と共有できたら幸せ!

Kちゃん、素晴らしい体験をありがとう〜!!




2013年1月21日月曜日

無心にそれをする

目の前のことに集中するゲームをしてます。
他のことを考えたりすることをやめて、
打ち込むんです。

ご飯食べるときは、ご飯に集中してみます。
面白いことに、目の前に座って一緒にご飯食べている両親が、
びっくりするような存在感でそこにいるんです。
うわー、居たのは知ってたけど、ほんとに居たんだ!?
って感じ。うまく言えないんだけど。

お風呂に入るときも、無心に入ってみる。
すると、お湯という物質の不思議さに心がときめきます。
手でお湯を勢い良くかいて、キレイなお湯のビーズを飛ばして遊びます。
多めに飛ばして大きなダイヤモンド、
もっと多めだと光るツララ、
あきないし、私小さい頃こうやって遊ぶの好きだったわ!と
思い出したりしました。

宇宙一可愛らしいワン子さまと散歩するときは、
これはもう一心不乱にワン子を見つめて歩いているので
(半笑いで)
これは大丈夫。

こうやってみると、
日常、いかに他のことに意識を飛ばして行動しているかわかります。
なかなか興味深い。


2013年1月12日土曜日

イリゼさんのセッションのシェア

私にとってとてもステキな気付きをくれたリーディング&ヒーリングをシェアします。

2012年の年末、福岡のエンジェルワーカー、イリゼさんによる恒例スペシャルセッションのことです。イリゼさんはこのセッションのなかで、オラクルカードによる次の年の大きな流れと、ひと月ごとのエネルギーを見てくれて、そのあとは自由にリーディング(好きなことを訊ねることができます)、更に、不要なエネルギーコードをカットするなどのエンジェルヒーリングを誘導してくれます。それは盛りだくさんなセッションで、一昨年も受けてとても良かったので今年もお願いしていたのです。

去年はどちらかというと、全体的には、「よく休み、内面を見つめなさい、信じる道を、信じなさい」という感じで、年間としては静的な感じでした。
しかし今年は、「過渡期です。勇気を持って進みなさい」という動的なメッセージ。私自身、去年とは違い、ゆっくり休養もとれ、力が湧いてきているのを感じていて、意図をしっかり持ち勇気を出して歩いていこう!とやる気満々な年初です。(本当は走り出したい感じ!)

過去、イリゼさんの他にも何回か、私のエネルギーが大きい、ということは伝えてもらっていて、私自身も、でかいな、と感じることがありましたが、今回イリゼさんは強く私にそのことを伝えてくれました。(ただし、でかいが重いそうです(笑))

「ナイアガラっていうか、奈良の大仏っていうか、とにかくでかいですよ。
あなたには、この地球でどうやって根付いてやっていくかという命題のようなものがありますが、もっと自分のエネルギーに焦点をあてて、それを受け入れて、一体化して、そんな自分を肯定、いやさ「いけてる!!」と思ってください。全て受け入れてダンスするんです。岡本太郎のように、ジミヘンのように!」

と、熱く語ってくださいました。ああ〜イリゼさんの言葉の使い方、大好きだ!

私にとって自分のエネルギーは、大きいということはわかっていましたが、
そのことは、
私の鼻は大きい、とか、膝に大きなほくろがある、とか
そういった具合のことだったのです。
鼻が大きいから施術がずばぬけてるとか、膝に大きなほくろがあるから楽に生きていけるとかそんなことはないわけですよ。なんにせよ、特に役にたってる気がしないという。

でもよく考えたらば、エネルギー=私なんですよね。私の一部というより、鼻やほくろやその他の全てのものをまるっと含めた私そのもの。
あ、と思いました。そうしたら、全て私になった。
私が、体を超えて広がっていきました。

これはとても気分のいい体験ですが、無条件に持続するわけではありません。
でも何度でも体験することができます。自分に意識的でいさえすれば。

そして、イリゼさんはとても大事なことを、エンジェル達から伝えてくれました。

「星に帰りたいと考えるのはよしなさいって、彼らは言ってますね。その考え方は、分離を生み出す発想ですと。

葉子さんが、地球に、この社会に馴染めなくて、悪戦苦闘して、苦労して来たことを、彼らはわかっていますと言っています。
とてもよくわかっていると言っています。」

いや〜これを言われたときは泣きました。おかしな話でしょうが、「ここでないどこか、私が本当は居たはずのどこかの星に、帰りたい」というのは私の思い癖でしたし、どこにいても馴染めず、何をやってもどうということがなくて、私の居場所、わたしとは何者か、それをずっと追い求めていました。特に不幸な家庭環境ではなく、大学まで普通に行かせてもらって、 こんなことは贅沢な悩みだと思っていましたし、何より怠惰の言い訳だと思ってもいましたから、誰に打ち明けることもなかったのです。だからこれを聞いた時、私がどんなに心ほどける思いだったか。

そう私がシェアしたいのはそれです。
もし、どこにいても居たたまれない感覚が常にあって、この社会に、とても太刀打ちできない、もう、私の居るべき場所へ帰ってしまいたい、そう思ってる人は少なくないと思います。帰りたいと思うことで、余計に孤独になるだけです。どこへ行っても、宇宙に包まれている。あなたは宇宙の住人です。あなたはひとりではない。どうぞどうぞ、今ここに在って、あなたを大事にしてあげてください。ひとりじゃないですよー。


さてエンジェルワーカーのイリゼさんは、心優しくしかしパワフルで、そしてフレンドリーでユーモアたっぷりで、何より誠実なセッションをしてくれます。オススメの方です☆

2013年1月10日木曜日

最近読んだ本

最近読んでよかったと言えばこの本。
 エックハルト・トール「ニュー・アース」

2008年発行の本で、存在は知っていたけれど、
読んでみようと思ったのは去年末のことでした。

自分がエゴに支配されきっているんじゃ…とふと思いかけたころ、そのことにハッキリ気付かせてくれた本です。
内容はエゴのメカニズム、本当の自分とはなにか、いかにエゴから離れるか、「今に在ること」がいかに大事か、そんなようなことが書かれています。

『心が創りあげた自己(それはエゴである思考や感情からできている)を通じて生きていると、アイデンティティの基盤は危なっかしく、ぐらぐらしている。』

ええそのとおり。私は思春期ごろから、私とは何か、何者になるべきなのか、その回答を得られたときこそが、幸せを掴むときなのだと思ってました。 こうではないかと思った姿は容易に移ろい、ひとたび幸せになってもすぐにそれを失い、また求めて彷徨うことが私の人生でした。

『「どうすれば自分らしくあることができるか?」というのは、質問として間違っている。自分自身であるために、何かをしなければならないのか。あなたはすでに自分自身なのだから、ここでは「どうすれば」という言葉はふさわしくない。すでにある自分に無意識のよけいな荷物を負わせるのはやめたほうがいい。「だが私は自分が何者なのかわからない。自分らしくあるというのがどういうことなのか、わからない」。自分が何者かわからなくてもぜんぜんかまわないと思えたら、そのとき残っているのがあなただーーーー』

意識的に「今に在る」こと、
私がこれを繰り返して気付いたのは、まるで今までは白昼夢を生きていたかのようだったこと。そして、「今に在る」ことは「ハートに在る」ことと同義なのだということ。


(ではこれまでの白昼夢人生を後悔しているかはまた別問題。私は私の自分探しの青春を、ここまで気付いて尚更、愛おしく思うようになったーー。)

この本では、「今に在る」ための指針も与えてくれています。
『「私は現在という瞬間と、どんな関係にあるだろう?」と始終自分に問いかけることが大切だ。』
現在という瞬間を、未来のための目的と見なしているのか、克服すべき障害と見なしているのか、(最悪なのは)敵として見なしているのか。

『現在という瞬間、それは唯一あなたが手にしているもので、人生は「いま」と不可分だから、これは人生とどんな関係にあるかという問いかけなのだ。』


また最後の、意識が目覚めた人の行動の3つのモードが痛快で、ああこのように、私も行きたいのだと心がワクワクします。行動の3つのモードとは、

1)受け入れる
2)楽しむ
3)情熱を燃やす

日常の、生活のひとつひとつ、面倒だと思っても、受け入れることはできる。楽しめばエネルギーが動きだし、情熱を燃やせば宇宙の創造力が流れ込んでくる。そう書かれていれば、私の目の前にあるひとつひとつの仕事を、大事に、ベストのクオリティで、取組もうと思えてくるし、さあ、私はどんなふうに取組めるかな?と楽しみと積極性まで生まれてこようものなのです。

そうやって「今に在る」ことの連続が、地球や宇宙とがっちり連携を組んで生きることになるのだ、ということが、なんとなく肚でわかった気がします。

去年のちょうど冬至を挟んで読んでいたもので、ものすごく私を助けた本でした。何度も読めると思います。


2013年1月5日土曜日

IHキネシ2回目セッション(ブログ始め)

クリスマスイブに、二回目のIHキネシオロジーを受けてきました。



















セッションにあたっては、「こういうことを調整したい」
と、テーマを決めていくのですが、筋反射テストで体がイエスと言わなければ、そのテーマじゃありませんよ、ということになって、そのテーマではセッションは進まない。IHにおいては、体が、(体の叡智が?無意識が?ハイヤーセルフが?それは私にはまだわからない)オーケーを出さなければ進行しません。だから体が「それっすよ、それ」というまでテーマ探しになることもあります。

一回目のセッションでのテーマは「グラウンディング」でした。からだは、すぐに「うん、それいいよ」と言いました(笑)。だって、相当切羽詰まっていましたから!私は地に足がついていなくて、生きていることにちっとも興味がわかなくなっていました。ああ、やばかった(笑)。

2回目は色々持って行きました。
最終選ばれたのは、「何か思いついても行動が伴わない。ひいてはやらなければいけないことまで実行しない」という悪習慣(?)について。
このテーマは、掘り下げていくにつれ、母親との関係性が根深く影響していることがわかりました。
私が何をしても、母は喜ばないだろう。母が喜ばないから、自分のためには生きられない。かといって、母のために生きる覚悟もない。だからその中間を、誰も喜ばない人生を生きてきたと。

だから私のこのセッションのテーマは
「本当の私を力いっぱい生きます」
になり、そこへ向けてセッションが始まりました。

今回はあまりスムーズに進まず、何度も体から、「もっと情報を出せ」と言われました。
体は何度もオラクルカードを指定して来て、ヒントはこれだ、考えろ、思い出せ、思いつけ、と言ってくる。
私はいろいろ考え、思い出し、思いつきました。すばらしい時間だった。

このセッションではとても印象的で、私にとって非常に大事な気付きがありました。
「本当の私を力いっぱい生きている自分がどんなものか想像できるか?」という段階で、私は、思わず、自分が楽しげにヒーリングをしている姿が想像できました。
ああ、そうか…。
私は、ヒーラーにはならん、セラピストにはならんと言っていたけど、
力いっぱい生きる時、そんな姿になるのか…。
実はそれについては、前々日まで受けていたIHキネシパスウェイコースで、「…楽しすぎる…これかもしれん…」という思いがあったので、そういう想像が容易だったのかもしれません。面白かったのは、そこまで納得いく想像ができたのに、まだ体が次へのゴーサインを出さず、またオラクルカードを一枚指定してきました。
なんというカードだったか見てないんだけど、セラピストの龍(りょう)さんが、「カードに、ヒーリングと公共性(という言葉だったと思う)ってあるけど、いまヒーリングを想像したの?」と言った。したよ!してた!

ヒーリングと公共性!なんということ!

こないだの選挙でね、投票した人は、いろんな思いを持ったことだと思います。私もそうでした。
私は去年3月に整体の店を閉めて、本当に深く自分に潜って内面を見つめていました。そうしていながらもたくさんの人と出会い、本当に幸せな日々だったのですが、あの結果をみたときに、私の周りにあった虹色のシャボン玉がぱちん!とはじけたような感覚がありました。

もう自分の内面ばかりを見ていく時代は終わった。
もはや、個人的に生きる(私という個人を環境から切り取って私ばかりをケアする=分離)時代ではなくなった。
また社会へ出よう。それも急いで。大好きな人たちの手を取ろう。
そう思いました。

そうして、セッションで出たそのカード。
社会に出て、社会とつながろう!って、私のからだが?からだの叡智が?無意識が?インナーセルフ?ハイヤーセルフ?とにかく、わたしが!そのこと忘れないでねって言って来た。

わかってるよさすがようこちゃん、愛してるぜ!

私は本当のわたしを力いっぱいめいっぱい、生きます。
大好きな人たちの手を借りながら!
いままで自分のために自分にしてきたことを、
これからは力いっぱい還元していきたい。


私にIHキネシをしてくれたのは、二回とも、岡山の龍(りょう)さんです。
グランディングしてて、ディバインフェミニンで、
女性性とか聞くとゲップが出ちゃう私なのに、
彼女の女性性は私をふわ〜っと柔らかくさせちゃうのよね。
早く彼女に次のセッションを受けたい。
龍さんのブログはこちらです。




まあそんなこんなで、
宇宙に帰ることだけが楽しみだった宇宙人が、
不惑を過ぎてやっと、
地球でめいっぱい遊んでからでいいかな、
と思えるようになった、
そんなおばちゃんのヒーリング日記でございます。